北米発の社会運動における「合意形成」(decision making)の話って、経営組織論・マネジメント論のコピー以外になんか意味あんの? だいたいそういうのってバーナードの経営管理論やサイモンらの意思決定論からどれだけ出てるんだか。経営学者をもちだすまでもく、アジェンダがどうのファシリテーションがどうのってな方法論にしたって、そこらの経営組織論の翻訳書を見りゃうんざりするくらい説かれているわけで、なにをいまさら感ぬぐえないのよ。もちろんそういった分野での議論のくりかえしは、逆説的にいえば経営の現場でも組織化はそううまくはいかないからってことでもあるんだけど。だから合意に向けた自分たちじしんの実践を卑下する必要はないけど、少なくとも「合意形成」論議の多くが経営論の後追いでしかないってことだけはふまえといたほうがいいと思う。